村上

R A D I O

Vol. 076

本期节目介绍

~ワルツが聴きたい~ ~想听华尔兹~

こんばんは、村上春樹です。村上RADIO、今夜の番組タイトルは「ワルツが聴きたい」。そう、まるごとワルツの特集です。これというはっきりした理由はないのですが、何かのきっかけで突然ワルツのことが気になってきて、うちにあるワルツのレコードをあれこれ集めてみました。うーん、こうして探してみると、ワルツの曲って、けっこうあるものですね。これまでとくに意識したことはなかったのですが……。初夏の宵、流れるようなワルツのリズムにお付き合いください。

<オープニング曲>

Donald Fagen「Madison Time」

ワルツといえばまず頭に浮かぶのが、ヨハン・シュトラウスを代表格とするウィンナ・ワルツですね。毎年、新年にたっぷりと聴かされます。小澤征爾さんに言わせると、「あのリズム、どういうわけかウィーンの人じゃないとちゃんと出せないんだよね」ということでした。「ワルツのリズムが、あいつらの血管に生まれつき流れてるんじゃねえかなぁ」と、まあそういう口調でおっしゃっておられました。

僕はウィーンというと、まずラム入りコーヒーを真っ先に思い出します。カフェミットルム。これ、寒い季節に飲むと身体がじんわり温まるんですよね。冬のウィーンでカフェに入って、こればっかり飲んでいました。ワルツとはあまり関係ない話ですけど。
大家晚上好,我是村上春树。这里是村上 RADIO,今晚的节目标题是“想听华尔兹”。没错,整期都是华尔兹专题。倒没有什么明确的理由,只是不知被什么勾起了念头,突然在意起华尔兹来,于是把家里的华尔兹唱片东找一张、西找一张地收集起来。嗯,这么一找才发现,华尔兹曲子还真不少呢。以前倒没有特别留意过……初夏的夜晚,请和我一起沉浸在如流水般的华尔兹节奏里吧。

<开场曲>

唐纳德·费根《Madison Time》

说起华尔兹,首先想到的就是以约翰·施特劳斯为代表的维也纳华尔兹吧。每到新年,总要好好听上一大通。小泽征尔先生曾说:“那种节奏,不知为什么,不是维也纳人就没法真正演奏出来。”他还说:“华尔兹的节奏,恐怕天生就流在那帮家伙的血管里吧。”大概就是用这样的口吻说的。

而我说起维也纳,最先想到的却是加朗姆酒的咖啡,Kaffee mit Rum。在寒冷的季节喝上一杯,身体会慢慢暖和起来。冬天在维也纳,我进咖啡馆,喝的净是这个。虽然这事和华尔兹没什么关系。

本期歌单

Tracklist
Last Date / On The Rebound

— Floyd Cramer
Last Date / On The Rebound BMG Special Products

まずアメリカ製のワルツから行きましょう。なんといっても有名な「テネシー・ワルツ」。その昔パティ・ペイジの歌で大ヒットしました。ある夜、ダンス・パーティーでたまたま出会った親友に恋人を紹介して、その2人は「テネシー・ワルツ」にあわせて踊ります。そして恋人は、その親友とあっという間に恋に落ちてしまいます。気の毒ですね。親友と恋人を同時に失っちゃったわけですから。

今日はフロイド・クレーマーのピアノで聴いてください。ナッシュヴィルを本拠地にしていたカントリー音楽の人ですが、独特のピアノ・スタイルを持っていて、味わい深い演奏になっています。それからマシューズ・サザン・コンフォートが歌います。「ブランド・ニュー・テネシー・ワルツ(最新版テネシー・ワルツ)」。作曲したのはジェシー・ウィンチェスターです。マシューズ・サザン・コンフォート、英国のフォークロック歌手、イアン・マシューズが1969年に結成したバンドですね。「ウッドストック」を歌ってヒットさせました。2曲続けて聴いてください。

「Tennessee Waltz」そして「Brand New Tennessee Waltz」。
先从美国的华尔兹开始吧。首先当然是大名鼎鼎的《田纳西华尔兹》(Tennessee Waltz)。很久以前,帕蒂·佩吉把这首歌唱得大红大紫。歌里讲的是,有一天晚上,在舞会上偶然遇见了好友,便把恋人介绍给对方。那两个人随着《田纳西华尔兹》跳起舞来,结果恋人转眼间就和这位好友坠入了爱河。真可怜啊,毕竟是同时失去了好友和恋人。

今天请听弗洛伊德·克莱默的钢琴演奏。他是一位以纳什维尔为活动中心的乡村音乐人,有着独特的钢琴风格,演奏十分耐人寻味。接着,由 Matthews' Southern Comfort 演唱《Brand New Tennessee Waltz》,也就是“全新版田纳西华尔兹”,作曲者是杰西·温切斯特。Matthews' Southern Comfort 是英国民谣摇滚歌手伊恩·马修斯在 1969 年组建的乐队,曾凭演唱《Woodstock》走红。请连续听这两首。

《Tennessee Waltz》,以及《Brand New Tennessee Waltz》。

The Best Of Matthews' Southern Comfort

— Matthews' Southern Comfort
The Best Of Matthews' Southern Comfort MCA Records

まずアメリカ製のワルツから行きましょう。なんといっても有名な「テネシー・ワルツ」。その昔パティ・ペイジの歌で大ヒットしました。ある夜、ダンス・パーティーでたまたま出会った親友に恋人を紹介して、その2人は「テネシー・ワルツ」にあわせて踊ります。そして恋人は、その親友とあっという間に恋に落ちてしまいます。気の毒ですね。親友と恋人を同時に失っちゃったわけですから。

今日はフロイド・クレーマーのピアノで聴いてください。ナッシュヴィルを本拠地にしていたカントリー音楽の人ですが、独特のピアノ・スタイルを持っていて、味わい深い演奏になっています。それからマシューズ・サザン・コンフォートが歌います。「ブランド・ニュー・テネシー・ワルツ(最新版テネシー・ワルツ)」。作曲したのはジェシー・ウィンチェスターです。マシューズ・サザン・コンフォート、英国のフォークロック歌手、イアン・マシューズが1969年に結成したバンドですね。「ウッドストック」を歌ってヒットさせました。2曲続けて聴いてください。

「Tennessee Waltz」そして「Brand New Tennessee Waltz」。
先从美国的华尔兹开始吧。首先当然是大名鼎鼎的《田纳西华尔兹》(Tennessee Waltz)。很久以前,帕蒂·佩吉把这首歌唱得大红大紫。歌里讲的是,有一天晚上,在舞会上偶然遇见了好友,便把恋人介绍给对方。那两个人随着《田纳西华尔兹》跳起舞来,结果恋人转眼间就和这位好友坠入了爱河。真可怜啊,毕竟是同时失去了好友和恋人。

今天请听弗洛伊德·克莱默的钢琴演奏。他是一位以纳什维尔为活动中心的乡村音乐人,有着独特的钢琴风格,演奏十分耐人寻味。接着,由 Matthews' Southern Comfort 演唱《Brand New Tennessee Waltz》,也就是“全新版田纳西华尔兹”,作曲者是杰西·温切斯特。Matthews' Southern Comfort 是英国民谣摇滚歌手伊恩·马修斯在 1969 年组建的乐队,曾凭演唱《Woodstock》走红。请连续听这两首。

《Tennessee Waltz》,以及《Brand New Tennessee Waltz》。

Helen Merrill With Strings

— Helen Merrill
Helen Merrill With Strings Emarcy

“ニューヨークのため息”と呼ばれたヘレン・メリルが、ハスキーな声でしっとりとワルツを歌います。うーん、素敵な歌いっぷりです。いいんですよね。僕はワルツというと、この「Beautiful Love」という曲が頭にすっと浮かびます。この曲、フォービートで歌うと、意外につまらないかもしれませんね。ツンチャッチャというリズムがメロディーを底上げするっていうか、ぎゅっと盛り上がります。そういうことってありますよね。「ワルツの魔術」とでも言えばいいのかな。 被称为“纽约的叹息”的海伦·梅里尔,用沙哑的嗓音柔情款款地唱起华尔兹。嗯,真是美妙的演唱,实在太好了。对我来说,一提到华尔兹,脑海中就会自然浮现出这首《Beautiful Love》。这首歌如果用四拍子的节奏来唱,说不定反而会意外地没那么有意思。“咚、嚓、嚓”的节奏,仿佛从底下托起了旋律,让情绪一下子升腾起来。有时就是会这样呢。也许可以把它叫作“华尔兹的魔法”吧。

The Essential Film Music Collection

— Francis Lai
The Essential Film Music Collection Silva Screen

フランスもののワルツを聴いてください。フランシス・レイの作曲した「白い恋人たち」。

「白い恋人たち」、原題は「フランスの13日」です。1968年に、フランスのグルノーブルで開かれた冬季オリンピックの記録映画のテーマ曲になりました。ワルツのリズムと、スキーなんかのウィンター・スポーツの優美な動きが、すらりと馴染んでいて、印象的でした。映画はあまりよく思い出せないけど、音楽がしっかり頭に残っています。

そういえば「白い恋人」ってお菓子がありましたね。北海道限定のものだったんだけど、人気が出て、それで吉本興業が関西で「面白い恋人」というパロディーお菓子を発売して問題になりました。たしか裁判に持ち込まれて、和解が成立したように記憶しています。僕はまだどっちも食べたことないので、お菓子の感想は申し上げられませんが。
请听一首法国的华尔兹,弗朗西斯·莱创作的《白色恋人》。

《白色恋人》的原题是《法国十三日》。它是记录 1968 年法国格勒诺布尔冬季奥运会的纪录片主题曲。华尔兹的节奏与滑雪等冬季运动的优美动作,自然而流畅地融为一体,令人印象深刻。电影本身已经不太记得清楚了,但音乐却牢牢留在了脑海里。

说起来,还有一种叫“白色恋人”的点心呢。原本是北海道限定的商品,后来很受欢迎,于是吉本兴业就在关西推出了恶搞版点心“有趣的恋人”,惹出了一场风波。如果我没记错,事情闹上了法庭,最后双方达成了和解。不过,这两种点心我都还没吃过,所以没法发表口味上的感想。〔译注:“白色恋人”的日文是“白い恋人”,“有趣的恋人”则是“面白い恋人”,在原名称前加了一个“面”字,便形成了另一种意思。〕

Nica's Dream

— Janice Lakers
Nica's Dream SOLID RECORDS

ジャズでワルツと言えば、なんといってもビル・エヴァンズの「ワルツ・フォー・デビイ」がいちばん有名ですよね。優しく美しいメロディーを持った曲で、多くのミュージシャンが取り上げて演奏しています。元々は器楽曲だったんですが、のちに歌詞がつけられました。デビーというのは当時二歳だった、エヴァンズさんの姪の名前です。

ビル・エヴァンズ自身が演奏した、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音がなんといっても絶品ですが、今日はジャニス・レイカーズの歌で聴いてください。レイカーズさんはずっとオランダで活動しているみたいで、たぶんオランダ人だと思いますが、資料は見当たりませんでした。マイナーなヨーロッパ盤なので、なかなか聴く機会のないレコードではないかと思います。歌もいいけど、バックのピアノ・トリオの演奏も聴きものです。
说到爵士乐里的华尔兹,最著名的当然是比尔·埃文斯的《Waltz For Debby》(《献给黛比的华尔兹》)吧。这首歌有着温柔、美丽的旋律,许多音乐人都演奏过。原本是一首器乐曲,后来才填上歌词。黛比是埃文斯当时两岁的侄女的名字。

比尔·埃文斯亲自在 Village Vanguard 俱乐部演奏的现场录音,无疑是绝品。不过,今天请听贾妮丝·莱克斯(Janice Lakers)的演唱。莱克斯女士似乎一直在荷兰活动,我想她大概是荷兰人,但没有找到相关资料。这是一张比较冷门的欧洲发行唱片,想来大家平时也不太有机会听到。歌唱得好,伴奏的钢琴三重奏也很值得细听。

Jazz In 3/4 Time

— Max Roach
Jazz In 3/4 Time EmArcy

ジャズ・ドラマーのマックス・ローチは、ワルツの演奏だけを集めたアルバムを出しています。タイトルもずばり「Jazz in 3/4 Time」。3/4 timeというのは四分の三拍子のことです。ジャズ奏者としては珍しい、意欲的な試みですね。四分の三拍子でスイングし続けるのは簡単じゃないから。しかしローチさんはさすが名手というか、安易にフォービートに逃げ込まず、四分の三拍子を最初から最後まで維持して、しかもタフに巧妙にスイングしています。

そのアルバムの中から、ロジャーズ&ハートの名曲「ラヴァー」を聴いてください。テナー・サックスはソニー・ロリンズ、トランペットはケニー・ドーハム、ピアノはビル・ウォレス、ベースはジョージ・モロウ。1956年の録音です。ドーハムとロリンズはもちろんいいですけど、ビル・ウォレスのピアノ・ソロがなかなか意欲的で面白いんです。それからエンディングのご機嫌なアンサンブルはロリンズのペンになるものです。うちにあるレコードは古いものなので、途中でちょっとプチプチが入るかもしれませんが、例によって聴こえなかったふりをしてください。
爵士鼓手马克斯·罗奇出过一张专辑,收录的全是华尔兹演奏。标题也很直截了当,叫《Jazz in 3/4 Time》。3/4 time 就是四分之三拍。这对爵士乐手来说,是一种少见而富有进取心的尝试,毕竟要在四分之三拍里始终保持摇摆感,并不容易。不过,罗奇不愧是高手,他没有图省事转回四拍子,而是从头到尾维持着四分之三拍,同时又摇摆得强劲而巧妙。

请听这张专辑里罗杰斯与哈特的名曲《Lover》。次中音萨克斯手是桑尼·罗林斯,小号手是肯尼·多勒姆,钢琴手是比尔·华莱士,贝斯手是乔治·莫罗。这是 1956 年的录音。多勒姆和罗林斯当然很出色,但比尔·华莱士的钢琴独奏也颇有探索精神,十分有趣。此外,结尾那段令人畅快的合奏出自罗林斯之手。我家这张唱片年代久远,中间可能会夹杂一点噼啪声,还是老规矩,请假装没有听见。

Chet Atkins In Three Dimensions

— Chet Atkins
Chet Atkins In Three Dimensions RCA Victor

カントリー畑のギタリスト、チェト・アトキンズ、少し前にこの番組でも特集をやりましたね。今夜のアトキンズさんは、ショパン作曲のお馴染みのワルツ「子犬のワルツ」をギターで演奏します。

「子犬のワルツ」、ショパンは当時の恋人だった小説家ジョルジュ・サンドに、彼女の飼っている子犬が、自分の尻尾をつかまえようとぐるぐる走り回る愛らしい仕草を曲にしてほしいと頼まれ、「ほい、きた」と即興ですらすらと作曲したと言われています。あくまで俗説ですので真偽のほどはわかりませんが。

編曲はアトキンズ自身がおこなっていますが、しかしよくまあ、こんな曲をエレクトリック・ギター用に作り替えようなんて思いつきますよね。見事なテクニックです。
乡村音乐出身的吉他手切特·阿特金斯,前些日子我们也在这个节目里做过他的专题。今晚,阿特金斯先生将用吉他演奏肖邦创作的那首大家熟悉的华尔兹——《小狗圆舞曲》。

据说,《小狗圆舞曲》的由来是这样的:肖邦当时的恋人、小说家乔治·桑,请他把自己养的小狗为了抓住尾巴而团团转的可爱模样写成曲子。肖邦应了一声:“好嘞,这就来。”便即兴、流畅地写了出来。不过,这终究只是民间流传的说法,真假如何,我也不清楚。

这首曲子由阿特金斯亲自改编。话说回来,他怎么会想到把这样一首作品改成电吉他曲呢?演奏技巧真是高超。

The Last Waltz

— The Band
The Last Waltz Rhino Records

久しぶりにエンゲルベルト・フンパーディンクの「ラスト・ワルツ」を聴こうかと思ったんですが、この番組で前に一度かけたことがあるので、今夜はThe Bandが演奏する同名の曲をかけます。「Theme from the Last Waltz(ラスト・ワルツのテーマ)」です。

歌は入っていませんが、ロビー・ロバートソンのハープギター、レヴォン・ヘルムのマンドリン、そしてリチャード・マニュエルのドブロ・ギターがとても素敵な音を出しています。作曲したのはロビー・ロバートソン。緑深いカントリーサイドのワルツという感じですね。1976年11月のサンクスギビング・デイに行われた、The Bandのフェアウェル・コンサートでの実況録音です。
原本想久违地听一听恩格尔伯特·洪佩尔丁克的《The Last Waltz》,不过这首歌以前已经在节目里放过一次,所以今晚改放 The Band 演奏的同名曲《Theme From The Last Waltz》,也就是“最后的华尔兹主题曲”。

这首曲子没有歌唱,但罗比·罗伯逊的竖琴吉他、莱文·赫尔姆的曼陀林,以及理查德·曼纽尔的多布罗吉他,奏出了十分美妙的声音。作曲者是罗比·罗伯逊,听起来像是绿意浓浓的乡间华尔兹。这是 The Band 在 1976 年 11 月感恩节举办的告别音乐会的现场录音。

愛から愛へ~愛の讃歌~

— 小野リサ
愛から愛へ~愛の讃歌~ Dreamusic

さて、日本語で歌われるワルツ曲を二曲聴いてください。小野リサさんが『水色のワルツ』を歌います。1950年に二葉あき子さんが歌ってヒットしました。1950年……、ずいぶん昔のことですね。でも曲調にどことなくシャンソンっぽい雰囲気が漂っていて、古くささみたいなものはそれほど感じられません。

それからフランス人のシャンソン歌手リーヌ・ルノーさんがチャーミングな日本語で歌う「人の気も知らないで」。フランス語の原題は「Tu Ne Sais Pas Aimer(あなたは愛することを知らない)」ですが、それを「人の気も知らないで」と訳しちゃう大胆さが、昭和的にファンキーですね。

えー、調子の良い浮気な男にはくれぐれも気をつけましょうね。そういう人、フランスにも日本にも、同じくらいけっこうたくさんいますから。
接下来,请听两首用日语演唱的华尔兹。先由小野丽莎演唱《浅蓝色的华尔兹》。1950 年,二叶秋子把这首歌唱红了。1950 年……已经是很久以前的事了呢。不过,曲调里隐约飘着一种香颂的气息,所以倒不怎么让人觉得陈旧。

然后是法国香颂歌手莉娜·雷诺,用迷人的日语演唱《你却不懂我的心》。法语原题是《Tu Ne Sais Pas Aimer》,意思是“你不懂如何去爱”,却大胆地译成了“你却不懂我的心”,真有股昭和时代那种不拘一格的趣味。

嗯,大家可一定要小心那些花言巧语的花心男人啊。无论法国还是日本,这种人都一样,着实不少。

Chansons En Japonais

— Line Renaud
Chansons En Japonais Angel Records

さて、日本語で歌われるワルツ曲を二曲聴いてください。小野リサさんが『水色のワルツ』を歌います。1950年に二葉あき子さんが歌ってヒットしました。1950年……、ずいぶん昔のことですね。でも曲調にどことなくシャンソンっぽい雰囲気が漂っていて、古くささみたいなものはそれほど感じられません。

それからフランス人のシャンソン歌手リーヌ・ルノーさんがチャーミングな日本語で歌う「人の気も知らないで」。フランス語の原題は「Tu Ne Sais Pas Aimer(あなたは愛することを知らない)」ですが、それを「人の気も知らないで」と訳しちゃう大胆さが、昭和的にファンキーですね。

えー、調子の良い浮気な男にはくれぐれも気をつけましょうね。そういう人、フランスにも日本にも、同じくらいけっこうたくさんいますから。
接下来,请听两首用日语演唱的华尔兹。先由小野丽莎演唱《浅蓝色的华尔兹》。1950 年,二叶秋子把这首歌唱红了。1950 年……已经是很久以前的事了呢。不过,曲调里隐约飘着一种香颂的气息,所以倒不怎么让人觉得陈旧。

然后是法国香颂歌手莉娜·雷诺,用迷人的日语演唱《你却不懂我的心》。法语原题是《Tu Ne Sais Pas Aimer》,意思是“你不懂如何去爱”,却大胆地译成了“你却不懂我的心”,真有股昭和时代那种不拘一格的趣味。

嗯,大家可一定要小心那些花言巧语的花心男人啊。无论法国还是日本,这种人都一样,着实不少。

Time Out

— The Dave Brubeck Quartet
Time Out Columbia

デイヴ・ブルーベック・カルテットの『キャシーズ・ワルツ』を聴いてください。ベストセラーになったアルバム「タイム・アウト」の中に入っていたとても美しい曲です。このアルバムには変拍子、つまり通常ではないリズムを用いた曲が集められているんですが、この『キャシーズ・ワルツ』もリズム的にはかなり凝った内容になっています。まず普通の四拍子で始まって、すぐに三拍子のワルツに変わり、それから三拍子と四拍子が微妙に組み合わさった展開になります。リズムセクションが基本ワルツで、ピアノがブロックコードでフォービート、みたいな感じですね。それから再び純粋なワルツに戻ります。

というわけでリズム的にはそうとう目まぐるしいんだけど、メロディーが素敵なので、違和感みたいなものはそんなにありません。

それでは変拍子のワルツを聴いてください。デイヴ・ブルーベック・カルテットの演奏する「キャシーズ・ワルツ」。キャシーというのはブルーベックの娘さんの名前です。

じつは昔、僕、この曲の楽譜を買ってきてピアノの練習したんだ。ブルーベック自身がこれをソロピアノ用に編曲して、楽譜を出してたんだよね。それを見つけて買って一所懸命に練習したんだけど、とうとうものにならなかったな……。
请听戴夫·布鲁贝克四重奏演奏的《Kathy's Waltz》(《凯西的华尔兹》)。这是一首非常美丽的曲子,收录在畅销专辑《Time Out》中。这张专辑汇集了采用特殊拍子、也就是不寻常节奏的曲目,而这首《凯西的华尔兹》,在节奏设计上也相当讲究。开头是普通的四拍子,很快转成三拍子的华尔兹,之后又发展为三拍子与四拍子微妙交织的段落。大致像是节奏组以华尔兹为基础,钢琴则用块状和弦弹出四拍子的节奏,随后再回到纯粹的华尔兹。

所以,节奏上的变化确实令人应接不暇,不过旋律很美,听起来并没有太多不协调的感觉。

那么,请听这首运用了变化拍子的华尔兹,戴夫·布鲁贝克四重奏演奏的《凯西的华尔兹》。凯西是布鲁贝克女儿的名字。

其实,以前我还买过这首曲子的乐谱,照着练过钢琴。布鲁贝克本人把它改编成了钢琴独奏曲,并出版了乐谱。我发现后买下来,拼命练习,可到头来还是没能练成啊……