アナログ・レコードで、ジャズのちょっとこのあたりを…
用黑胶唱片,听点这样的爵士乐……
こんばんは、村上春樹です。村上RADIO、今夜は「アナログ・レコードで、ジャズのちょっとこのあたりを…」というタイトルでお送りします。「ちょっとこのあたりって、どのあたりなんだ?」と疑問を抱かれる方も多いのではないかと思います。当然ですね。急に「このあたり」と言われても、何のことだかよくわかりませんものね。僕が意味しているのは、馴染みの料理屋さんで「普通のお客さんにはお出ししてないんですが、実はこのあたりが意外にいけるんです。お好みはあるかとは思いますが、おひとついかがでしょう?」みたいなことを言われたと想像してみてください。そうです、そのあたりです。
<オープニング曲>
Donald Fagen「Madison Time」
今日はうちからアナログ・レコードを一抱えまとめて持ってきました。ほとんどが古いオリジナル盤で、僕が長年聴き込んできたものばかりですが、今日おかけするものの中に誰もが認めるいわゆる「歴史的名演」みたいなものはほとんどありません。一般的にはとくに高く評価されてはいないというか、わりにすっと見過ごされている、みたいなものが多いです。そういう「でもなんか気に入っていて、ついターンテーブルに載っけちゃうんだよね」といった僕の個人的フェイバリット・トラックを揃えてみました。聴いてみてください。このあたり、シェフの密かなお勧めジャズです。
晚上好,我是村上春树。今晚的村上 RADIO,将以“用黑胶唱片,听点这样的爵士乐……”为题为大家播送。想必不少人会疑惑:“‘这样的’,到底是哪样的?”当然会这么想,突然冒出一句“这样的”,谁也不知道指的是什么。我想表达的意思,请大家想象一下:在一家熟悉的餐馆里,店家对你说:“一般客人我们是不上这道菜的,不过,其实这几样意外地不错。当然,也要看个人口味,要不要来一份试试?”没错,就是这样的。
<开场曲>
Donald Fagen《Madison Time》
今天,我从家里抱来了一摞黑胶唱片。大多是年代久远的原版唱片,都是我多年来反复听过的。不过,今天要播放的曲目里,几乎没有那种人人公认的所谓“历史性名演”。大部分并没有得到特别高的评价,或者说,往往就这样被轻轻放过了。我选的都是自己偏爱的曲目,是那种“可我就是挺喜欢,忍不住又把它放上唱机了”的音乐。请听听看,这几样,是主厨私下推荐的爵士乐。
村上RADIO、今夜は「アナログ・レコードで、ジャズのちょっとこのあたりを…」というタイトルでお送りしています。まずジェリー・マリガンを聴いてください。マリガンは西海岸在住の白人ジャズマンで、バリトン・サックス奏者です。1950年代にチェト・ベイカーと組んだピアノレス・カルテットが高い評価を受けました。でかいバリトン・サックスを抱えた長身のジェリー・マリガン、かっこよかったです。
そのマリガンが、ここではなんとクラリネットを吹いています。僕の知る限り、マリガンがクラリネットを吹いたのは、ライムライトから出ているこの盤だけだと思うんだけど、まあとにかく珍しいです。曲は「The Lonely Night」っていうんですが、マリガンはこの自作曲をその2年前に『Night Lights』というタイトルで、フィリップス・レコードに吹き込んでいます。どうしてわざわざタイトルを変更したのか、そのへんは不明ですが、でもとにかく美しい素敵な曲です。マリガンの自作曲なんですが、フィリップス盤でもマリガンはやはりバリトンを吹いておらず、最初から最後までピアノを弾いています。よほどバリトン・サックスでこの曲を吹きたくなかったんでしょうかね。
でも、とにかくマリガンの吹くクラリネット、とてもロマンティックで心にしみます。聴いてみてください。ピアノのピート・ジョリー、ドラムズのハル・ブレイン、ベースのジミー・ボンド、ギターのジョニー・グレイに加えて、テン・ピースのストリング・セクションが伴奏をつとめます。1965年の録音です。
今晚的村上 RADIO,正以“用黑胶唱片,听点这样的爵士乐……”为题为大家播送。首先,请听杰里·穆里根。穆里根是一位居住在美国西海岸的白人爵士音乐家,演奏上低音萨克斯。20世纪50年代,他与切特·贝克组建的无钢琴四重奏获得了很高的评价。身材高大的杰里·穆里根,抱着那支硕大的上低音萨克斯,真是帅气。
不过,在这里,穆里根吹的居然是单簧管。据我所知,他吹单簧管的录音,好像就只有 Limelight 发行的这一张,总之非常少见。曲子叫《The Lonely Night》,是他自己的作品。两年前,他曾以《Night Lights》为名,在飞利浦唱片公司录过这首曲子。为什么要特意改名,我也不清楚,不过无论如何,这是一首美丽动人的曲子。虽然是穆里根自己写的曲子,但在飞利浦的版本里,他同样没有吹上低音萨克斯,而是从头到尾都在弹钢琴。他就那么不想用上低音萨克斯吹这首曲子吗?
不过,穆里根吹的单簧管,实在浪漫,沁人心脾。请听听看。伴奏有皮特·乔利的钢琴、哈尔·布莱恩的鼓、吉米·邦德的贝斯、约翰尼·格雷的吉他,另外还有一个十人的弦乐组。这是1965年的录音。
Gene Harris Of The Three Sounds
Blue Note
ジーン・ハリスはスリー・サウンズという黒人ピアノ・トリオで長い間活動していましたが、1973年に独立して、フリーランスのピアニストとして活躍するようになります。この『Gene Harris of the Three Sounds』というタイトルのブルーノート盤は、彼のソロ名義第1作にあたります。演奏メンバーはコーネル・デュプリーとサム・ブラウンのギター、ロン・カーターのベース、フレディ・ウェイツのドラムズと、スリー・サウンズ時代とはがらっと変わった面子(めんつ)ですが、新しいフィールドに踏み出したばかりのハリスの演奏はいかにも溌剌(はつらつ)としています。ベニー・ゴルソンの名曲「キラー・ジョー」を聴いてください。バシッとかっこいいです。
吉恩·哈里斯曾长期在黑人钢琴三重奏 Three Sounds 中活动,1973年开始独立,以自由职业钢琴家的身份活跃于乐坛。这张由 Blue Note 发行、名为《Gene Harris of the Three Sounds》的唱片,是他第一张以个人名义发表的作品。演奏阵容包括吉他手科内尔·杜普里和萨姆·布朗、贝斯手罗恩·卡特,以及鼓手弗雷迪·韦茨,与 Three Sounds 时期完全不同。不过,刚刚踏入新天地的哈里斯,演奏起来格外生气勃勃。请听本尼·戈尔森的名曲《Killer Joe》,利落带劲,真是帅气。
Once Upon A Time
Impulse!
次はアール・ハインズを聴いてください。曲は「Fantastic, That's You(君はファンタスティック)」、ジミー・ハミルトンのクラリネット、アーロン・ベルのベース、エルヴィン・ジョーンズのドラムズです。エルヴィンがトラディショナル・ジャズっぽいドラミングを聴かせて、微笑ましい演奏になっています。
アール・ハインズはジャズ・ピアノの草分けと言われる人で、彼がいなかったらジャズ・ピアノの歴史は今あるものとはかなり違うものになっていただろうと言われています。1926年に吹き込まれたルイ・アームストロングの「ホット・ファイヴ」におけるハインズの演奏は歴史に残る貴重な演奏になっています。この人は1903年の生まれですが、活躍した期間は長くて、演奏スタイルも時代に合わせて微妙に変化し、1970年代まで現役としてしっかり活躍していました。
この『Once Upon A Time』というインパルスから出したレコードでは、エルヴィン・ジョーンズみたいな新世代のミュージシャンとも共演して、年齢を感じさせない闊達(かったつ)なプレイを聴かせてくれます。1966年の録音です。
接下来,请听厄尔·海因斯。曲子是《Fantastic, That's You》,也就是“你真是太棒了”。单簧管由吉米·汉密尔顿演奏,贝斯是艾伦·贝尔,鼓是埃尔文·琼斯。埃尔文在这里打出了有点传统爵士乐味道的鼓,让整段演奏听来令人会心一笑。
厄尔·海因斯被称为爵士钢琴的先驱。有人说,如果没有他,爵士钢琴的历史大概会与今天我们所知的很不一样。他在1926年录制的路易斯·阿姆斯特朗 Hot Five 录音中的演奏,成为了足以载入史册的珍贵记录。他出生于1903年,活跃的时间却很长,演奏风格也随着时代发生微妙变化,一直到20世纪70年代,都仍然扎扎实实地活跃于乐坛。
在这张由 Impulse! 发行的《Once Upon A Time》中,他也与埃尔文·琼斯这样的新一代音乐家合作,带来洒脱自如、让人完全感觉不到年龄的演奏。这是1966年的录音。
At The Baked Potato
Poppy
ドン・ランディはキーボード奏者ですが、どちらかといえば西海岸の腕利きのスタジオ・ミュージシャンとして名を知られていて、ハル・ブレインを中心とするミュージシャン集団「レッキング・クルー」の中心メンバーの1人でした。数多くのレコーディング・セッションに参加していますが、有名なところではビーチボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」と「ゴッド・オンリー・ノウズ」でキーボードを弾いています。
リーダーとしてジャズのレコードも何枚か出していますが、どちらかといえば軽量級のハッピーなジャズですね。でも中にはセンスの良さを感じさせる快演・好演もあります。この「スペース・オデッセイ・メドレー」は、映画「2001年宇宙の旅」に使われた音楽「ツァラトゥストラはかく語りき」と「美しく青きドナウ」をミックスしているんだけど、これがなかなか楽しい出来になっています。軽量級で何が悪いっていうかね。
ランディさんはロサンジェルスに「ベイクト・ポテト」というライブハウスを所有していて、そこでよく自分のバンドを率いて演奏をしていました。これはその「ベイクト・ポテト」での1972年のライブ録音です。お店のカジュアルで親密な雰囲気がひしひしと感じられます。
唐·兰迪是一位键盘手,不过,相比之下,他更以美国西海岸技艺高超的录音室乐手身份为人所知。他是以哈尔·布莱恩为核心的乐手群体“Wrecking Crew”的重要成员之一,参加过大量录音。比较有名的作品里,他曾为海滩男孩的《Good Vibrations》和《God Only Knows》弹奏键盘。
他也作为领队发行过几张爵士唱片,不过,风格更偏向轻量级、快快乐乐的爵士乐。但其中也有演奏酣畅、让人感受到良好品位的作品。这首《太空奥德赛联奏》,把电影《2001太空漫游》中使用的《查拉图斯特拉如是说》和《蓝色多瑙河》融合在一起,做得相当有趣。可以说,轻量级又有什么不好呢?
兰迪先生在洛杉矶拥有一家名叫 Baked Potato,也就是“烤土豆”的现场音乐俱乐部,经常带着自己的乐队在那里演奏。这是1972年在 Baked Potato 的现场录音,店里那种随意、亲近的气氛,听得真真切切。
ペパー・アダムズはジェリー・マリガンと並んでバリトン・サックスの代表的なプレイヤーでした。マリガンが知的な都会風の雰囲気を漂わせているのに比べて、ペパー・アダムズは野性的な、ばりばり鋭いサウンドが売りでした。またマリガンが終始自分のバンドで演奏していたのに対して、アダムズはいろんなセッションに顔を出して、いわば他流試合で顔を売る、みたいな活動をしていました。いろんな面で2人は対照的だったんですね。
しかし、もしこの2人がいなかったら、ジャズの歴史の中でバリトン・サックスは、ただでかいだけの不器用な楽器、みたいなことで終わっていたかもしれません。ペパー・アダムズ・クインテットの演奏する「スター・クロスド・ラヴァーズ」を聴いてください。デューク・エリントンの作曲した美しいバラードです。
テナーサックスはズート・シムズ、ピアノはトミー・フラナガン、ベースはロン・カーター、ドラムズはエルヴィン・ジョーンズ。当時の最高のメンバーですね。1968年の録音です。前にも1回かけたことがあるんですけど、好きなんでもう一度かけます。しつこく。
佩珀·亚当斯与杰里·穆里根并列,是上低音萨克斯最具代表性的演奏家。穆里根带着一种知性的都市气息,佩珀·亚当斯则以野性十足、锋利强劲的音色见长。另外,穆里根始终在自己的乐队里演奏,而亚当斯则出现在各种录音合作中,可以说,是靠和各路乐手切磋来打响名号。两人在许多方面都形成了鲜明的对照。
不过,要是没有他们两位,在爵士乐的历史里,上低音萨克斯也许就只会被看作一件光是块头大、却很笨拙的乐器。请听佩珀·亚当斯五重奏演奏的《Star-Crossed Lovers》,这是一首由艾灵顿公爵创作的优美抒情曲。
次中音萨克斯由祖特·西姆斯演奏,钢琴是汤米·弗拉纳根,贝斯是罗恩·卡特,鼓是埃尔文·琼斯。真是当时最出色的一组乐手。这是1968年的录音,以前已经放过一次,不过,因为喜欢,就再放一遍。就是这么不厌其烦。
フレディ・マッコイは1960年代半ばに、いわゆる「ソウル・ジャズ」で売り出したヴァイブラフォン奏者でした。1970年頃まではコンスタントにレコードを出していたんですけど、それ以降はぱったりと消息を絶っています。どうしたんでしょうね? 僕は意外にというか、この人がけっこう好きで、プレスティッジ・レコードから出ているレコードは全部オリジナル盤で揃えています。そんなこと、あまり自慢にもならないんですけどね……。その中から今日はプロコル・ハルムがヒットさせた「青い影(A Whiter Shade Of Pale)」を聴いてください。
このトラックの演奏メンバーには、名前を聞いたこともないトランペットが2人入っているんですが、この人たちがかなり下手というか、素人っぽいというか、どこでこんな人たちを見つけてきたんだろうと首をひねっちゃうんだけど、でも逆にその稚拙(ちせつ)さが、いかにもこの当時の即席のソウル・ジャズという雰囲気を出していて、不思議に好感が持てます。ピアノはジョーン・ブラッキーンという本格的な女性ジャズ・ピアニストなんですが。
弗雷迪·麦考伊是一位在20世纪60年代中期凭所谓“灵魂爵士乐”打出名气的颤音琴演奏家。直到1970年前后,他都还在持续发行唱片,可在那以后,却突然没了音讯。究竟怎么了呢?说来或许有点意外,我挺喜欢这位乐手,把他在 Prestige 唱片公司发行的唱片,全都收齐了原版。虽说这也不是什么值得炫耀的事……。今天,请听其中一首由 Procol Harum 乐队唱红的《青色的影子》(A Whiter Shade Of Pale)。
这首曲子的演奏阵容里,有两位我连名字都没听过的小号手。他们吹得相当糟糕,或者说很像业余水平,让人忍不住纳闷:“到底从哪里找来这两个人的?”可反过来,那份稚拙却恰好带出了当时那种临时凑成的灵魂爵士乐的气氛,让人莫名地喜欢。倒是钢琴手,是琼·布拉金这样一位功底扎实的女爵士钢琴家。
She Was Too Good To Me
CTI Records
久しぶりにチェト・ベイカーを聴いてください。「Funk In Deep Freeze」ばっちり冷凍されたファンク。いったいどういうファンクなんでしょうね。よくわかりません。テナーサックス奏者ハンク・モブレーが1957年に作曲して吹き込んだクールでファンキーなジャズ・チューンですが、これをチェト・ベイカーが1974年に取り上げて演奏しています。このレコードが出たときには、「え、チェト・ベイカーがこの曲やるの?」と、選曲の意外性に驚かされたものです。プロデュースはクリード・テイラー、さすがに目配りのきいたアルバム作りをしています。チェト・ベイカーも麻薬びたりのいっときの低迷期から持ち直して、しっかりしたジャズを聴かせてくれます。
メンバーはチェト・ベイカーのトランペットに加えて、ヒューバート・ロウズのフルート、ボブ・ジェームズのエレクトリック・ピアノ、ロン・カーターのベース、スティーヴ・ガッドのドラムズ。初めて聴いたとき、このエッジのきいたドラム、ジャック・ディジョネットかなあと思ったら、実はスティーヴ・ガッドでした。
好久没放切特·贝克了,请听他的演奏。《Funk In Deep Freeze》,也就是“冻得结结实实的放克”。究竟是什么样的放克呢?我也不太明白。这首爵士曲由次中音萨克斯演奏家汉克·莫布里于1957年创作并录制,既冷峻,又有放克的律动。切特·贝克在1974年选了它来演奏。唱片发行时,我惊讶于这样的选曲,心想:“咦,切特·贝克竟然会演奏这首?”制作人是克里德·泰勒,不愧是他,制作专辑时考虑得很周全。切特·贝克也从一度沉溺毒品的低迷时期恢复过来,带来了扎实的爵士演奏。
阵容除了切特·贝克的小号,还有休伯特·劳斯的长笛、鲍勃·詹姆斯的电钢琴、罗恩·卡特的贝斯,以及史蒂夫·加德的鼓。第一次听时,我还想,这么有锋芒的鼓声,莫非是杰克·迪约翰内特?结果原来是史蒂夫·加德。
The Sensual Sound Of Sonny Stitt
Verve Records
ソニー・スティット、楽器を手に持って生まれてきたんじゃないかと思えるくらい、サキソフォンという楽器に精通した人です。本当にもう身体の一部になっているみたいに。ただあまりに天才的に上手すぎて、どんな難しそうなことでも、すらすらあっけなくこなしてしまうので、ときおり「ちょっと深みに欠けるかもな。もう少しくらい苦労があってもいいんじゃないか」と感じさせられることもありました。本来はとても優れた音楽家なんですけどね。音楽ってなかなか難しいものです。
ずいぶん昔に日本に来たことがあって、日米合同のジャム・セッションみたいなことをやったんですけど、なかなか豪華なメンバーで、ベニー・ゴルソンなんかも入っていました。僕もそのジャムを聴きに行ったんだけど、そのときとてもくたくたに疲れていまして、ほとんどうとうとしていて音楽もろくに聴いていませんでした。でもソニー・スティットがソロを取ると、はっと目が覚めちゃうんです。なにしろ素晴らしい音色だから。で、スティットのソロが終わるとまたすやすや寝ちゃう。それからまたスティットのソロではっと目が覚めるという繰り返しでした。
そのソニー・スティットの演奏を聴いてください。「Try A Litte Tenderness(優しさをちょっと試してみれば……)」。ラルフ・バーンズがストリング・セクションの伴奏をつけます。
桑尼·斯蒂特对萨克斯这种乐器熟悉到了让人觉得,他是不是一出生就把它拿在手里的程度,真像已经成了身体的一部分。只是,他的天赋实在太高,演奏得太轻松,不管看起来多难的东西,都能不费吹灰之力地流畅完成,所以有时反而会让人想:“是不是稍微少了点深度?哪怕再多一点挣扎,会不会更好?”他本来是一位极其优秀的音乐家,可音乐这东西,还真是不容易。
很久以前,他曾来过日本,参加一场类似日美乐手联合即兴演奏会的活动,阵容相当豪华,本尼·戈尔森等人也在其中。我也去听了,可当时实在累得筋疲力尽,几乎一直在打瞌睡,没怎么好好听音乐。但只要桑尼·斯蒂特开始独奏,我就会一下子醒过来,因为那音色实在太美。等斯蒂特的独奏一结束,我又安安稳稳地睡过去;下一次他的独奏一响起,我又忽然醒来,就这么反复着。
请听桑尼·斯蒂特的演奏:《Try A Litte Tenderness》,也就是“不妨试着温柔一点……”。拉尔夫·伯恩斯为这段演奏配上了弦乐组的伴奏。
"The Tiger" - Portrait Of A Great Alto Player
Fresh Sound Records
今日のクロージング音楽はアルトサックス奏者、ジーン・クイルさんの演奏する「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」です。伴奏はハンク・ジョーンズ・カルテット、1956年の録音です。ジーン・クイル、実力の割に過小評価されているジャズマンの1人ですね。これという代表作がないのがこの人の弱みなんですけど。
今天的结束曲,是中音萨克斯演奏家吉恩·奎尔先生演奏的《Smoke Gets In Your Eyes》,也就是“烟雾迷了你的眼”。伴奏是汉克·琼斯四重奏,这是1956年的录音。吉恩·奎尔也是那些评价与实力不相称、被低估的爵士音乐家之一。只是,他的弱点在于,没有一部能让人立刻想起的代表作。